GW・夏休みに向けて麻疹ワクチンの接種をお勧めしています

麻疹は大変感染力の強い急性熱性ウイルス性感染症です。

麻疹の感染経路は、空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染と様々。

感染すると、口腔内の頬粘膜に白色小斑点(コプリック斑)がみられる他、全身性の発疹が現れ高熱が出ます。肺まれに炎や脳炎を引き起こし、致命的な事態を招くこともある怖い感染症です。

世界中で感染するリスクがありますが、近年日本国内でも集団感染は起こっています。

麻疹の感染予防には予防接種が有効です。

これまでに麻疹の予防接種を一度も受けたことがない方や、麻疹にかかったことがない方。

また現在20歳台後半から40歳台前半の人は、未接種あるいは1回しか予防接種を受けていない可能性が高く、感染を防ぐ充分な免疫がないことが考えられます。

そういった方々は、海外旅行前に予防接種を受けることを推奨されています。当院では海外旅行ではなくても、空港利用時には予防接種を推奨しております。

なお現在国内で麻疹単独のワクチンが製造されていないため、MR(麻疹・風疹混合)ワクチンや、MMR(麻疹・風疹・おたふく三種混合)ワクチンで対応させていただいております。

詳しくはお電話にてお問い合わせ下さい。

ワクチンコーディネーター Ms, Naoko, B

 

上記参考資料

厚生労働省 FORTH

日本ワクチン産業協会【予防接種に関するQ&A集】

 

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