風疹の流行について
先日(8月21日)、国立感染研究所感染症疫学センターより、今年に入ってからの風疹の感染者数が、昨年・一昨年の年間累計報告数を早くも上回り、139人にのぼっているとの報告がありました。
それをうけ、首都圏を中心にすでに国内で風疹の流行が発生しているとの見解を示しました。
風疹に感染すると、発熱・発疹・リンパ節の腫れ等の症状が出現します。大人が感染すると関節痛がひどく現れたり重症化することもあるため、注意が必要です。
特に妊娠初期の妊婦さんが感染すると、出生児が難聴・心疾患・白内障などの障害(先天性風疹症候群)を発症する可能性があります。
過去に風疹に罹患したことがない方、風疹の予防接種を行っていない方は、この機会に風疹の予防接種を是非ご検討下さい。
妊娠中には風疹の予防接種(生ワクチン)は接種できませんので、妊娠前のなるべく早めに接種しておくことが推奨されています。
また渋谷区では、成人の風疹抗体検査の助成制度もありますので、詳しくはお電話でお問合せ下さい。
ワクチンコーディネーター Ms, Naoko, B