ゴールデンウィークに間に合う狂犬病ワクチン
ゴールデンウィークに向けて海外旅行の準備をすすめていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
最近、アジア方面で犬に噛まれたり、猿に引っかかれたりして現地の病院に駆け込み、帰国後に「狂犬病に感染したのではないか心配・・・」といったお問い合わせが増えています。
狂犬病に感染する原因は、猿や狐やアライグマなど、犬以外の野生動物からも感染する可能性があります。
ワクチン接種をせずに発症した場合、致死率はほぼ100%と言われ、確立した治療法も未だない状況です。
海外でそういった不安な状況になる前に、まずはワクチンをしっかりと接種して頂くこと
をお勧め致します。
当院では国産・輸入の2種類の狂犬病ワクチンをご用意しております。
どちらも約1ヶ月の期間で、抗体を得るための必要接種回数は完了しますので、今からでもゴールデンウィークのご旅行には間に合います。(国産ワクチンは半年~1年以内に追加接種)
今まで海外へ行く際にワクチンの接種をしていなかった方もこの機会に渡航ワクチンを検討してみてはいかがでしょうか?
※実際犬に噛まれたり、野生動物に噛まれる・引っかかれる等外傷を負った場合は、直ちに現地の医療機関を受診して下さい。狂犬病ワクチンの暴露後接種を行います。
ワクチンコーディネーター Ms, Naoko, B
参考文献
厚生労働省検疫所HP FORTH
日本ワクチン産業協会発行 予防接種に関するQ&A集