年末年始から海外(東南アジア・アフリカ・南米等)へ渡航の方へ
マラリア予防薬のご案内です。
今年も残り僅かとなってしまいましたが、年末年始を海外で迎える方も多いと思います。
そこで今からでも準備が間に合うマラリアの予防薬についてご案内致します。
マラリアは主に東南アジアやアフリカ、南米等で常に流行がみられる感染症で、ハマダラ蚊などに刺されることで感染する熱病です。
マラリアに感染すると、約10日間の潜伏期間の後、高熱や倦怠感などの症状が現れ、直ちに適切な治療を受けられない場合には、熱発作を繰り返した後、最悪の場合死に至ります。
毎年全世界でインフルエンザに次ぐ死亡者が出ていることでも分かるように、感染地域に行く場合にはしっかり予防しておくことが重要です。
現在マラリアに対しては、内服タイプの予防薬を服用することでかなりの確率で予防が可能となります。
マラリア予防薬に際しては、医師が診察の上処方致します。
マラリア予防薬は、流行地域にいる間毎日服用するタイプや、週に一度服用するタイプの予防薬があります。
どちらもご出発前に服用を始めて頂くことになりますので、詳しくはお電話・メールにてお問合せ下さい。
※当院では小児用のマラリア予防薬もお取り扱いがございます。お問合せ下さい。
ワクチンコーディネーター Ms, Naoko, B
参照【NID国立感染症研究所HP~マラリアとは~】