麻疹

原因

麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、一般的には「はしか」と呼ばれることもあります。
感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は極めて強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
以前は1回のワクチン接種や罹患歴で、生涯にわたる予防効果が期待されていました。しかし、それでは十分な抗体値の獲得が難しい、もしくは長期にわたって持続しないということが判明しています。小児期に2回のワクチン接種歴や罹患歴があっても、抗体検査をすることが推奨されています。

症状

潜伏期間は10~12日間です。
高熱・発疹・倦怠感・目の症状(目が赤くなり、涙や目やにが多くなる)、くしゃみ、鼻水などの症状とともに、口内の頬粘膜に特徴的な白い斑点(コプリック斑)が主な症状です。
発熱は3-4日間は38℃前後、一旦解熱傾向となりますが再び39℃以上の高熱・発疹が出てきます。
中耳炎・肺炎などの合併症があり、時には脳炎などの合併症を引き起こし死に至る事もあります。

海外渡航時の注意点

日本は2015年に世界保健機構(WHO)から麻疹排除国として認定されましたが、海外で感染した患者による持ち込み・持ち帰りによる国内発生報告と、それを端緒とした散発的な流行が度々見られるのが現状です。現在日本での予防のためのワクチンは定期接種となり、(2019年度末時点で29歳以下は)制度として2回接種の対象となっています。それ以前の世代の方は十分な免疫を保有しない感受性者が多く存在する可能性があるため、積極的な抗体検査やワクチン接種が必要とされています。

※妊婦の方には接種できません。また、妊娠されていない方も、接種後2カ月程度の避妊が必要ですのでご注意ください。

取り扱いワクチン

国内承認ワクチン
  • MR 【麻疹・風疹混合】(北里薬品産業株式会社)
    ■小児定期接種に含まれます
未承認ワクチン(輸入)
  • MMR 【麻疹・おたふくかぜ・風疹混合】 (Glaxo Smith Kline社)

ワクチン接種スケジュール

ワクチン名 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 8週間 6ヶ月 12ヶ月 追加の目安
国内承認 MR 初回 (2回目) 抗体検査の
結果次第
未承認 MMR 初回 (2回目) 抗体検査の
結果次第

※留学などで2回接種が必要な場合は、初回より4週間以上間隔を空ける必要があります。

お気軽にお問い合わせください。03-5456-6282診療時間 午前10時-14時 / 午後16時-19時[水・土休診]
※金曜は21時まで診療


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