B型肝炎

原因

主な感染経路は、血液を介しての感染および性行為感染です。人の血液、または体液内にB型肝炎ウイルス粒子が含まれ、こうした血液や体液が傷のある皮膚や粘膜から体内に侵入することによって感染します。
無防備な性行為、衛生環境の整っていない医療機関での医療行為(手術・輸血・注射・歯科治療)がリスクとされています。

症状

発症した場合、約20~30%が全身倦怠感、発熱(微熱)、悪心・嘔吐、黄疸等の急性肝炎を発症します。その1%前後は劇症化して昏睡、死亡に至ることがあります。また、劇症化を免れても、ウイルスを排除せずに持続的に感染した場合、慢性肝炎、肝硬変あるいは肝細胞癌の原因となることがあります。
70~80%は上記症状が全くみられない、不顕性感染で終わる場合もあり、知らぬ間にB型肝炎に罹患していたということも少なくありません。

海外渡航時の注意点

2017年にWHOから公表された情報によれば、全世界にB型肝炎感染者は2億6,000万人いるとされています。その多くがアジア、アフリカ諸国に分布しています。
わが国を含む多くの先進国においては、医療機関における器具の消毒や、輸血血液の安全性が徹底され、医療行為に伴うB型肝炎ウイルスの感染はほぼ解消されています。しかし発展途上国においてはその限りではないようです。

  • 渡航中に不慮の事故や疾病のため医療機関を受診する可能性がある長期滞在者
  • 救済活動や血液を扱う仕事に従事する場合
  • 刺青・ピアスを入れる可能性がある場合
  • 危険なスポーツや冒険活動をする場合
  • 渡航先での性行為に及ぶ可能性がある場合

上記項目に当てはまる際には、強くワクチン接種が推奨されています。
また、先進国への編入学時の要件としてワクチン接種が必須となることもが多く、注意が必要です。

B型肝炎リスクのある国及び地域

参照:https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name78.html

取り扱いワクチン

国内承認ワクチン
  • ビームゲン(Meiji Seikaファルマ社)
  •  ヘプタバックス(MSD株式会社)
未承認ワクチン(輸入)
  • Engerix-B(Glaxo Smith Kline社)
    ※基礎接種後、抗体が陽性化した場合15~20年抗体が持続します。

ワクチン接種スケジュール

ワクチン名 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 6ヶ月 12ヶ月 追加の目安
国内承認 ビームゲン 初回 2回目 3回目 3~5年後
国内承認 ヘプタバックス 初回 2回目 3回目 3~5年後
未承認 Engerix-B 初回 2回目 3回目 15~20年後

お気軽にお問い合わせください。03-5456-6282診療時間 午前10時-14時 / 午後16時-19時[水・土休診]
※金曜は21時まで診療


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