水痘

原因

水痘は「水痘‐帯状疱疹ウイルス」に感染したときに発症する感染症です。感染力は極めて強く、ウイルスを含有する飛沫もしくは飛沫核による空気感染、または接触感染します。
初感染後、ウイルスは一生涯体内に残り、免疫力が低下した際に、帯状疱疹として再活性化して、痛みを伴う特徴的な発疹として皮膚表面に顕在化します。その後神経痛に悩まされることもあります。

症状

約10~21日の潜伏期間を経て全身の発疹、倦怠感、発熱等の症状が出現します。発疹は紅斑から始まり2-3日のうちに水泡、膿泡、痂皮と進行しますが3日くらいで新たな発疹ができます。古い発疹と新たな発疹の混在するのが特徴です。最初に頭皮、次いで体幹、四肢の順に出現しますが、体幹部の発疹数が最も多くなります。躯幹、顔面中心で四肢には少なく、頭部にも出ます。口腔内には粘膜斑も出ます。
また、妊婦が罹患した場合は胎児に対しては流産や神経障害や奇形を合併する先天性水痘症候群が、妊婦自身においては肺炎の重症化など、様々な影響をもたらす可能性があります。

海外渡航時の注意点

水痘の初感染はもちろん、環境が変わりストレスも重なると考えられる状況の中で、体力や免疫力の低下に伴う帯状疱疹の発症がより懸念されます。帯状疱疹対策としてもワクチン接種を実施することが推奨されています。
また、会社などから海外へ出張や転勤で派遣される年代は、帯同するパートナーを含めて30歳代から40歳代であることが多く、特に麻疹・風疹の免疫を十分に保有しない感受性者が多い世代と一致します。これは妊娠可能年齢に相当し、麻疹・風疹・水痘では感染した場合に胎児及び妊婦本人に重大な影響がもたらされる危険性もあります。このことを念頭に置き、海外に渡航する機会を据えて、積極的な抗体検査・ワクチン接種が推奨されます。

※妊婦の方には接種できません。また、妊娠されていない方も、接種後2カ月程度の避妊が必要ですのでご注意ください。

取り扱いワクチン

国内承認ワクチン
  • 水痘(一般財団法人 阪大微生物病研究会)

    ■小児定期接種に含まれます

ワクチン接種スケジュール

ワクチン名 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 8週間 6ヶ月 12ヶ月 追加の目安
国内承認 水痘 初回 (2回目) 抗体検査の
結果次第

※留学などで2回接種が必要な場合は、初回より4週間以上間隔を空ける必要があります。

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